こんにちはヨシダ住宅工房です。
折り込みチラシでこんな広告見たことはありませんか？
「今だけ大特価！外壁塗装が30坪398,000円！」
「このチラシに限り足場代サービス！外壁塗装が450,000円」
いわゆる激安チラシです。はたしてこのチラシ通りの金額で工事できるのでしょうか。
例として外壁塗装の激安チラシを受け取った時、依頼する前のチェックポイントを記載します。
1．激安チラシに記載された金額ではできないと認識する
外壁塗装は住宅一戸一戸、金額が異なります。それは、面積だけでなく樋の有無、住宅の形状、塗料の種類、外壁の材質等様々な要因があるからです。
例えば、塗料はアクリル系の安い塗料もあればフッ素系の高い塗料もあります。外壁の材質や下地状況により、補修の必要性や使用する材料も異なります。
激安チラシにかかれた金額はあくまで、高い材料を使うわけでなく、下地等も考慮せずに工事を行った場合、つまり最安値の金額を表記しています。
2．チラシに記載されている内訳を確認する
チラシに記載されている内訳を確認します。外壁塗装は主に、足場費・高圧洗浄費・シーリング打ち替え・塗装費（使用材料・工法により金額が異なります）に分けられます。
チラシには塗装費しか載せていない場合もあります。（いざ見積依頼したら足場費は別途といわれ、結局高額になるケースがあります）
金額のうち、どこまで工事に含んでいるかしっかり確認しましょう。
3．チラシに記載されている住所・ホームページを確認する
チラシには金額の他にも、「○○会社が選ばれる理由」「お客様の声」が記載されています。しかしここでは当然ながら、会社の都合の良いことしか書かれていないので、会社名を検索し、会社の所在地や口コミ、ホームページを確認しましょう。
ホームページが無かったり、遠方の会社（全国展開の会社は除く）は注意が必要です。
ホームページで会社が確認できない場合は、個人事業主の場合があります。個人事業主であれば、金額は安いですが、保証が無い等不安要素があります。
遠方の会社は、そもそも交通費がかかり激安ではできない。地元で何か問題があり遠方で営業している等疑う必要があります。口コミがあれば要チェックです。
チラシの金額で工事できないのに記載する理由
安い金額を記載するのは何故でしょうか。それはお客様とキッカケを作りたいからです。チラシは受け手が興味無いと判断したら1秒でゴミ箱行きです。
「外壁塗装80万円」と「外壁塗装40万円」では後者に目がいきますよね。
見積依頼があり、一度会ってお客様に説明をすれば、業者もあの手この手で言いくるめます。
特に、塗装工事は金額が高額なので、金銭感覚が麻痺し易いです。（結婚式のオプションを決めるイメージです。）
高額な金額でリフォームを受けないよう、事前に工事内容について調べることが重要です。
