こんにちはヨシダ住宅工房です。皆さんは外壁塗装工事を検討する際、何に対して悩まれていますか?
予算・・・塗装工事は大きなお金が必要なので、なるべく安く済ませたい!
施工業者選び・・・数ある施工業者の中でどこに頼めばいいのか、手抜きされたくない!
主に上記2つではないでしょうか。
しかし塗装工事はただ塗装して、終わる工事ではありません。塗装は20年前後に行うので当然、外壁以外も経年劣化している箇所があると考えるべきです。
今回の記事では、外壁塗装時によくある塗装工事以外の工事についてご紹介とチェックポイントをお知らせします。
①樋の交換
築20年以上の樋に多い、鉄製半円の樋は劣化し易いので交換をお勧めします。
見た目は塩ビのように見えますが、鉄をビニールで覆っているので、ビニールが切れたり、樋の切断面から雨水が入ると鉄が錆び不具合を起こします。
樋の役割は雨水を決まった箇所に流す為に設けられています。不具合が起きると、外壁が汚れたり、屋根に集中的に雨が流れ漏水の原因となります。
樋の種類は様々ありますが、現在の主流は塩ビ製の角型の樋です。
こちらは耐久性が高く、半円よりも流水量が多く確保できるのでゲリラ豪雨等にも対応できる為、お勧めです。
②ベランダ(バルコニー)の防水
塗装工事は高圧洗浄で建物全体を洗います。その際ベランダの床面も洗います。普段汚れで分からなかったベランダ床のひび割れを確認することがあります。
漏水はベランダ床のひび割れによって引き起こされる可能性がありますので、高圧洗浄完了後、ひび割れがある場合は防水をお勧めします。
③屋根からの漏水処置
屋根の不具合は、漏水に直結します。
屋根の漏水は塗装工事では収まりません。塗装はあくまで紫外線等からの保護材で、防水性能はありません。塗装工事前に必ず屋根の収まりに不具合がないか確認してもらいましょう。工事を始める前に漏水の有無は確認し、漏水がある場合はその旨、施工業者に伝えるとよいでしょう。
④鼻隠し・破風板を板金で覆う
屋根の側面部を鼻隠し・破風板といいます。築30年前後の家の破風板は木材で使われることがあります。
鼻隠し・破風板は雨風の影響を受けやすいので、劣化し易いです。
対処方法として、塗装するか板金で覆うかあります。木部に塗装は耐久性が無く剥げてしまうので、板金収めをお勧めします。
現在の住宅の破風板の収まりは板金で覆うことが主流になっています。
これらを塗装と同時に工事するメリットとは?
最大のメリットは個々で補修するよりも、一括で施工した方が足場を利用できるので工事費を抑えられることです。
また初期費用こそ高くなりますが、長いスパンで考えると、漏水のリスクを減少できるので費用面も低くなると考えることができます。
ヨシダ住宅工房では、後々不具合にならないように、足場架設後建物全体を確認します。
その後直したほうがいい箇所については、提案工事とさせていただいております。
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