セカンドライフの考え方

以前は「現役から退いた後の余生」というイメージが強かったセカンドライフですが、今日では身も心も健康的な60代の方がたくさんいます。
現に、当社の職人さんは50代・60代が多いですが、若手の職人さんに負けない位、パワーがあります。
これまで頑張ってきた会社を辞め、老後は何をすればいいかわからない――という方は減少し、人生でもっとチャレンジしてみたい――という方が増加。
元気な60代が増えたことで、セカンドライフは単なる「余生」ではなく、「新たなライフサイクル」と考えられるのではないでしょうか。

セカンドライフを充実させる為に第一に健康である必要があります。下記のグラフは、平成28年厚生労働省による、「平均寿命」と「健康寿命」を比べたデータです。
健康寿命とは介護等を受けず、自立して健康な日常生活を送ることができる期間のことをいいます。

グラフから日本人の健康寿命は平成28年で男性71.19歳、女性74.21歳とされています。平均寿命が男性80.21歳、女性86.61歳であることを考えれば、男性は約9年間、女性は約12年間、介護等が必要な状態で生活しなくてはいけません。有意義なセカンドライフを送るには「健康寿命」を伸ばす必要があります。「健康寿命」を伸ばすためには、住環境の向上が必要と考えます。

平均寿命と健康寿命(平成28年)

厚生労働省ホームページより

セカンドライフと健康と住宅

残念ながら、日本の住宅性能は低く、とくに築30年・40年の住宅では断熱性能が低いです。寒い家は、健康にも大きな影響を与えます。室内で心地良く過ごすなら、室温は病気等のリスクを回避する為の許容温度は18度と言われています。

18度以下になるとどのようなリスクが発生するか
室温16度 呼吸器系疾患のリスク
室温9度から12度 血圧の上昇・心臓血管の疾患のリスク
室温5度以下 高齢者の低体温症による高いリスク

また、結城市で温かい家が必要な理由に記載していますが、茨城栃木ではヒートショックの発生率が1位・2位なので、特に危険な地域であると認識が必要で、住環境の改善はしなくてはいけません。

住環境の改善方法

現在の住戸の住環境を改善させるには、住戸の断熱性を上げる・機密性を上げることで改善されます。
改善は建て替え・リフォームの2種類があります。それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

建て替えのメリット

  • 家族構成に合わせる等、間取り等自由にできる
  • 最新の材料・設備・性能にできる
  • 住宅ローンを組みやすい

建て替えのデメリット

  • リフォームより建築費以外の費用がかかる
    (住居解体費・処分費、建築中の仮住まい費)
  • 工期が長いく、平均6か月程度(解体含む)
  • リフォームより各種の税金負担が重い

リフォームのメリット

  • 建て替えより安価となる
  • 建て替えより工期が短い
  • 住みながら工事をすすめられる

リフォームのデメリット

  • リフォームローンは長期で組めない
  • 費用がかさむ場合もある(※)
  • どんなにリフォームしても建物自体の不動産価値は上がりずらい
    (性能も新築以上にはならない)

※リフォーム費用以外の例として、漏水・ひび割れ等が多岐にわたる場合、完全に修復は不可能な場合もあります。
※土台の腐食、白蟻被害等がある場合には、修復しても後々再発するリスクもあります。

こんな方は建て替えがおすすめ
築30年以上経過している

築30年以上が経過している住宅は、耐震基準が厳格化される前に建てられているため危険を伴っている可能性が高いです。また、バブル前・バブル時代に建てられた建物は手抜き工事が多々見受けられます。シングルガラス・外壁等未断熱・隙間等、断熱性能が著しく低いこともあり、建て替えをおすすめいたします。

リフォームすべき箇所が複数ある

屋根から漏水、壁のひび割れ、ユニットバスに変更等、複数のリフォームすべき箇所がある住宅は、建て替えの方が、総合的にみて、リフォームよりコスパが良い時もあります。

新築できる土地をお持ちの方

リフォームの場合、住みながらの工事が可能ですが、建て替えの場合は一時的に別の住まいが必要となります。その点、新築できる土地をお持ちの方は、仮住まいとして旧住居を利用できる環境にありますので、建て替えをおすすめしております。

こんな方はリフォームがおすすめ
1981年以降に建てられており、大きな不具合がない住宅

1981年以降に建てられた住宅は、最新の耐震基準を満たしているので、通常の地震程度では倒壊するリスクが低いためリフォームでの対応が可能です。

長期間住む予定の無い方は必要最低限の補修のみ行う

長期間住む予定が無い方は、現状住む上で必要な補修をまず行っていただくことをおすすめします。

リフォームすべき箇所が数か所のみ

リフォーム箇所が数か所の場合は、建て替えの必要はありません。

建て替え検討中の方へヨシダ住宅工房からの提案

セカンドライフハウスとは

セカンドライフハウスとは、50代・60代のセカンドライフを過ごすためのコンパクトな平家の家です。

コンパクトな平屋の家は、バリアフリー・コンパクトで、上下移動がないので、高齢になっても住みやすく、大変魅力的です。

2階建て築35年(想定)をセカンドライフハウスにするとこんなメリットがあります
2階建てに比べ、地震や風に強い
バリアフリー・コンパクト

お掃除が楽々、ルンバにお任せすることも・・。
余った時間は趣味の時間に活用できます。

上下移動がなく、家事が1フロアで完結
省エネ

部屋が最小限なので、暖房器具等の効率が良くなります。

断捨離ができる

必要なもの不必要なものを整理し、趣味に没頭できます。

オール電化で、火災のリスク減少
お孫さんが頻繁に遊びに来てくれる。
かも・・?
間取りの変更が可能

間取りの変更はもちろん可能です。書斎を設けたい、ゲストハウスを設けたい、趣味のための部屋を設けたい、などご相談ください。

コンパクトな住宅でも、新築なので大きなお金が発生します。また、愛着のある住み慣れた家でずっと過ごしたいとの気持ちもおありでしょう。
窓等のリフォームで、比較的低コストのリフォームで住環境を変えることもできます。

まずは住宅診断からどうぞ!

まずは現在の住戸の住環境を改良できるかどうか、住宅診断をさせてください。お住まいにあった提案をさせていただきます。

TEL:0296-33-1192

電話受付時間:8:00~17:00
定休日:日曜日・祝日

〒307-0012
茨城県結城市久保田13-1

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